DV対策
ドメスティック・バイオレンス

DV(ドメスティック・バイオレンス)とは・・・
「親密な関係の男女間でおきる暴力」の事を言います。
主に、男性から女性への暴力が大多数ではありますが、女性から男性の間においても起こる事があります。
政府の調査では20人に1人の女性が生命に危険を感じるほどの暴力を受けていたと報告があります。
  
暴力というのは本質的に理不尽なものであり、「安心」「自信」「自由」という人間らしく生きる権利を奪うものです。
離婚調停を申し立てる妻の約3割が、離婚理由として「夫の身体的な暴力」を挙げています。

DVにはいくつかの種類があります
身体的暴力
殴る、蹴るなど以外に、物を投げつける、刃物で脅すなど
心理的暴力
大声で怒鳴る罵るなど、身体的な暴力ではなくそれを予感させる言葉で脅すなど
性的暴力
性行為を強要する、望まない妊娠や中絶など
経済的暴力
生活費を渡さない、ギャンブルや酒代などに使いこむなど
社会的暴力
行動の制限、外出させない、友人・知人との関係を断たせるなど

DVにはサイクル(周期)があります。
「緊張の蓄積期」些細な事に反応し怒ることが多くなり、家庭内などがピリピリとしてきます。
「暴力の暴発期」突発的に、抑制の効かない暴力が始まります。
破壊的で生命の危険が及ぶ事もあります。「ハネムーン期」自分の行動を反省し、謝罪したりプレゼントを贈ったりします。
被害者はこれが本来の姿であると思い込みたくなりますが、この時期は長くは続きません。

サイクルが繰り返されるうち、速度が増し暴力の度合いも深刻化していきます。
暴力により「自分がいたらないから」「自分が悪いから暴力を振るわれる」と自分を責めていくようになってしまいますが、そうではありません。
  
どのような理由であっても、暴力は許される事ではありません。
  
大切な子供にも非常に影響を与えてしまいます。
暴力を日常的に目にして成長した子供は、そうでない子供に比べ、将来加害者になる可能性が高くなると発表されています。
身体的暴力を受けている方は、あざや傷を見せ、写真を残したり、医師の診断書などで暴力を証明する事も出来ます。
しかし心理的・経済的暴力などの場合、立証する事が難しいのです。
そのため、公的相談機関などに行き、DVを訴えても認めてもらえず、よけいつらい思いをしたという方も多いのではないでしょうか?
  
暴力を受けるのは「あなたが悪いからではありません」
  
あなたの声を聞かせてください。私達が、必ずお力になります。
  
>>無料相談窓口

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